工場って危ない気がするんですけど、大丈夫なの?ちょっと怖い・・・。
はい、こんにちは。
今回は、
「工場での作業そのもの」
が、危ないような気がして怖い、という意見にお答えします。
自分が勤めたことがないと、内部のことはわからないので、
「見えないと怖い」
の法則が発動するのは仕方ありませんね。
さて、全然知らない人からすると、工場のイメージというのは、
- 大きな機械がぶんぶん回っている
- フォークリフトやトラックが走り回っている
- よくわからない液体や気体がうにゃうにゃしている
- なんか常に大きな音がしている
というものがあるようです。
これだけ見れば、たしかに怖いですね(^^
ですが、工場というのは、そういう
「危険(かもしれない)物を取り扱う場所」
なので、細心の注意を払って作業環境が作られています。
工場ではなによりも「安全第一」!
数多くの工場の現場では、
「安全第一」
という大きな文字が書かれています。
それは横断幕だったり、
看板だったり、
建物そのものにペイントしてあったり、色々です。
万一、工場で事故が起こってしまったら?
・・・そりゃあもう、大変なことになります。
- 原因の追究(なぜ、事故が起きてしまったのか?)
- 再発の防止(二度と同じ事故を起こさないためにはどうするのか?)
- 具体的な対策(どうやって防ぐ?いつまでにやるのか?)
- 対策人員の選定(リーダーは誰?メンバーは?)
- 時間の確保(改善のために本来の業務にしわ寄せが出る)
などなど、考えること、やることが、
ぶわっ
と襲い掛かってきます。
でも、安全のためには、
絶対やらなきゃならないんです、これ。
※ちなみに、大きな事故だと、最悪の場合
「稼働停止」
になるので、面倒とかいうレベルですらありません。
死活問題です。
ゴハンが食べられなくなる・・・かも。
そんな目に遭わないために、どうすればいいか?
そう、簡単ですね。
事故らなければいいんです(´・ω・)
(言うだけなら簡単なんですが・・・)
窮屈なぐらいがちょうどいい・・・のかも。ケガは、取り返しがつきません。
小さなことであっても、改善・対策というのは本当に大変です。
具体的な事例では・・・
●ハサミで指を切らないように、ハサミを使用禁止にする
特殊な形の、ケガをしにくいものに交換したりもします。
●通路を歩くときには、目で見るだけではなくて、右、左、と指差しで安全確認する
これは、たぶん工場勤務の方はみんな習慣づいているのではないでしょうか。
大げさでなく、外の作業がメインの日なら、1日に100回くらいは指をさして歩きます。
事故を起こしてしまって大変なことにならないよう、
工場の作業環境は、入念に安全確保がなされている場合が多く、
時にやり過ぎに見えることもあるほどです。
何重もの確認や、たくさんのルールで、窮屈なこともあります。
しかし、今よりも手間を増やさないためにも、無事故で頑張ることが大切です。
多くの工場勤務では、
「危ない!」よりも、
「細かい!」の方が
身近な思いかもしれませんね。
油断せずに、安全第一で頑張りましょう。